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加圧注入材を使った予防

薬剤散布による対策以外に、カンザイシロアリの予防として有効と考えられる対策法に、建築構造材すべてに「加圧注入木材」を使うという方法があげられます。

この加圧注入木材というのは、古くから線路の枕木や電柱などで使用されてきましたが、近年も様々な用途で防蟻、防腐木材として使われています。
木材に薬剤を処理する方法というのは

薬剤の注入管薬剤の注入管


  1. 現場でスプレーや刷毛などで散布・塗布する表面処理方法
  2. 大きな薬剤槽に常圧で比較的長時間或いは短時間漬ける浸漬法
  3. 減圧・加圧により薬剤を木材に注入する加圧注入処理方法

の3つがあります。
③の加圧注入処理方法は時間も短く確実安全に処理が出来、薬剤浸潤もより多く確保でき、効果の持続性は半永久的といわれています。
加圧注入処理のイメージ

マイトレックACQと呼ばれる薬剤を注入した加圧注入木材は現在でも河川の改修工事などに使われる位安全性の評価も高いです。この薬剤は、塩化ベンザルコニウム、銅が主成分で

  • 焼却しても無害で灰も一般廃棄物になる。
  • 濡らしてもほとんど薬剤の流出はない。(実際の薬剤暴露はほとんどない)
  • 効果の持続性は半永久的
  • 費用もそれほどかからない(燻蒸処理よりは安価)

というものです。

マイトレックACQの加圧注入木材は、メーカーにおける試験ではアメリカカンザイシロアリが死滅したという報告もあります。
まだ実績はありませんが、これを建築構造材に使用することで、カンザイシロアリによる家屋の強度低下を防げる可能性があります。

加圧注入木材を使い、カンザイシロアリ対策をしているという方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えていただきたいと思います。